馬鹿English

このブログでは、英語が苦手という人でも、受験で必ず役に立つ、押さえておきたい内容を網羅します。

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このサイトは、英語が苦手という方に、受験英語で押さえるべき文法事項や、重要な英作文表現などについて、1から説明をするというものになっています。

 

基本的には大学受験をする方、英検を受ける方、TOEICを受ける方を対象に講義をしてまいりますので、どうぞご了承ください。

 

その他英語を1から学習したいという方にも大変有意義なないようになっておりますので、英語が苦手という方であればどんな方でもご参照なさってください。

 

得意という方でも、うろ覚えの箇所など、確認する場合にはもってこいのないようになっておりますので、そのような場合にもぜひご覧ください。

 

また、このサイトで使われている文章などは、自由に引用していただいて構いません。

皆様の英語力の向上を祈っております。

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第5講 動詞〜時制④〜 簡単!未来完了形はこれだけ 現在完了形と過去完了形の応用

 

 

 

目次

 

1.はじめに

馬鹿Englishをお読みの皆さん。こんにちは。

前回お伝えした通り、今回は、完了形の続きの講義を行います。

 

前回までは、完了形で、現在完了形と過去完了形の講義を行いました。

予想はつくかと思いますが、今回は未来完了形を説明していきたいと思います。

 

前回までの現在完了形と過去完了形の内容がしっかりと頭に入っていれば、ほぼ説明することはないので、非常に簡単な内容かと思います。

 

前回までの完了形の講義をご覧になっていない方は、ぜひ第3講と第4講をご覧ください。

 

 

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また、 その他の講義または今後の講義もぜひお読みいただきたいので、

興味のある方は、ぜひ読者登録をよろしくお願いいたします。

 

 

それでは、早速説明を始めていきたいと思います。

 

2.未来完了形〜現在完了形にwillを付けるだけ

未来完了形は、未来のある時点の状況を、それ以前とつなげて考えるという意味を持ちます。

つまり、現在完了形が現在とそれ以前のこと、過去完了形が過去のある時点とそれ以前の時点をつなげて考えるのと全く同じです。

 

そして、未来完了形の形は、非常に簡単です。

 

どのように書くかというと、

will have 動詞の過去分詞形

です。

 

つまり、現在完了形(三人称の場合にもhaveになるので厳密には違いますが)の前にwillを付けるだけの形になります。

 

あとは、他の完了形の場合と同様に、完了、経験、継続の各用法をマスターするだけです。

 

⑴完了用法

まずは、この例文から見てみましょう。

 

The game will have finished by 10.

「10時までには試合は終わっているるだろう。」

 

この場合、10時という時点において、試合は終わってしまっている、

という意味で、完了用法となります。

 

この用法の場合、

他の用法とは少し違い、

予想というニュアンスが強くなります。

 

和訳する時には注意して訳してください。

 

 

⑵経験用法

次に見る英文はこれです。

I will have been to the USA twice if I go there again.

「もう一度アメリカに行ったら、アメリカに2回行ったことになる。」

 

つまり、次にアメリカに行ったという時点で、

その時点までに2回アメリカに行ったことがあるという経験を表すことになります。

 

この用法では、次の機会に何かをすることによって、

それが何回目の経験になるかという文章になることが多いです。

 

それ以外のパターンで問われるということは意味的に考えられないので、ほぼありえないと考えてください。

 

⑶継続用法

Next week we will have known for 4 years.

「来週で、私たちは知り合って4年になります。」

 

今回の場合、

来週という時点で、4年間知り合っている(日本語としてはおかしいですが)という継続の意味を表します。

 

おそらく、未来完了形においてはこの継続用法が最も多いと思います。

しっかり押さえておくようにしてください。

 

また、各用法で用いられる副詞も、現在完了形や過去完了形でほぼ同じですので、

現在完了形と過去完了形の講義をもう一度確認して、

復習も兼ねて覚えるようにしてください。

 

3.まとめ

さて皆さんいかがでしたでしょうか。

今回は前回までの完了形の用法をマスターしていればほとんど新しく覚えるべき内容はないので、非常に簡単だったのではないでしょうか。

 

今回で完了形の講義は終了ですので、

今回を区切りとして完了形の復習をしっかりとしておいてください。

 

復習の際には、前回までの第3講と第4講もしっかりと読んでいただいた上でまとめて復習していただくといいと思います。

 

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今回までで一通りの時制の紹介は完了したので、

次回はその時制が簡単には決まらない少し難しいパターンの英文でどのように時制を扱えばいいかという、いわゆる「時制の一致」について扱いますので、よろしくお願いします。

 

それでは、最後まで読んでくださったみなさんありがとうございました。

 

 

 

 

第4講 動詞〜時制③〜 簡単!過去完了形はこれだけ センター頻出!!完了進行形、大過去

 

 

 

ブログをお読みの皆さん、こんにちは。

 

 

今回は、前回の続きで、

動詞の時制、完了形の続きの講義をしたいと思います。

 

前回の講義をお読みいただいて、完了形とは何か、現在完了形についてはご理解いただいていると思います。

 

まだ前回の講義をお読みいただいていない方は、前回の講義をぜひお読みください。

完了形の基本と現在完了形について解説しています。

 

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また、次回からの講義もお読みになりたいという方は、ぜひ読者登録をお願いします。

 

 

それでは、早速前回の続きいってみたいと思います。

 

目次

 

 

1.現在完了進行形

まず、前回の現在完了形の内容で、少しだけ応用した用法があります。

この英文を見てみましょう。

 

I have studied English for 3 years.

 

これは、「私は3年間英語を勉強しています。」

という意味で、完了形の継続の用法ですが、

 

次のように表した場合どのようになるでしょう。

 

I have been studying English for 3 years.

 

この場合、「私は3年間英語を勉強し続けている。」

という意味になります。

 

ほとんど意味は変わりませんが、

後者の方が、より動作が進行していることが強く現れていると言えます。

 

このように、現在完了形よりもさらに動作が進行しているということに重点をおいた表現を、現在完了進行形と言います。

 

現在完了進行形は、have been 動詞の-ing形 を用いて表します。

 

基本的には、現在完了形と現在完了進行形には意味的にも特に大きな差はなく、

細かなニュアンス程度の違いです。

 

なので、現在完了進行形をマスターして英作文で使う必要はありません。

しかし、たまに文法問題で問われる場合がありますので、

一応理解はしておいてください。

 

現在を表す完了形について、基本的な説明は以上になります。

 

2.過去完了形

次に、過去を表す完了形について、説明していきます。

 

まず、過去完了形とは、

現在完了形と用法が似ていますが、表す時間が異なります。

 

すなわち、過去完了形は、

過去のある時点とその時以前をつなげて考えます。

 

過去完了形は、

had+動詞の過去分詞形 を使って表します。

 

⑴完了(結果)用法

例えば、

He had finshed his homework when I called him.

「私が電話をかけた時、彼はすでに宿題を終えていた。」

 

などのように用います。

この場合、私が電話をかけたという過去のある時点には、彼はすでに宿題を終えてしまっていたということを表します。

 

ちなみに、上の用法は、過去完了の完了(結果)用法と言います。

過去のある時点での動作の完了を表します。

 

⑵経験用法

次に、この英文を見てください。

 

I had never traveled abroad when I entered college.

「私は、大学生になるまで海外旅行をしたことがなかった。」

 

これは、大学に入学するという過去のある時点よりも以前に、海外旅行をしたことがないということを表します。

 

この場合の用法を過去完了の継続用法と言います。

 

この用法は、現在完了形と同様で、nevertwice など、回数を表す副詞を伴うことが多いです。

 

⑶継続用法

次はこの英文です。

 

We had known each other for 5 years when we got married.

「私たちは、結婚した時、出会って5年になっていた。」

 

この用法は、結婚したという時点で、知り合って5年経っているという意味を表します。

 

この場合の用法を、過去完了形の継続用法と言います。

完了用法の場合には、期間を表す副詞が使われることが多いです。

 

ちなみに、

過去完了形の各用法で使われることの多い副詞は、

それぞれ、現在完了形の各用法で使われる副詞と同じなので、前回の講義も参照して復習しておいてください。

 

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副詞とセットにして理解しておくと、

慣れてきたら、副詞を見たら用法がすぐにわかり、自然と正しく和訳することができるようになります。

 

⑷過去完了進行形

もちろん過去完了形の場合にも、現在完了の場合と同様に、

過去完了進行形があります。

この場合も、過去過去完了形に比べて、動作の進行に重点が置かれます。

 

例えば、

I had been studying for two years when my mother came home.

 

と書くと、

「母が帰宅した時、私は2時間ずっと勉強していた。」

という意味になります。

 

このように、

had been 動詞の-ing形 を使って表します。

⑸大過去

次は、過去完了形の特別な用法です。

 

まずは、この英文を見てください。

 

I realized that I had left my umbrella in the train.

 

この文章を和訳すると、

「電車に傘を忘れたことに気づいた。」

という意味になります。

 

この場合、

主節の過去形 realized「気づく」よりも前の時点で、「電車の中に傘を忘れた」ので、過去完了形 had left を使っています。

 

このように、過去に起こったことを実際に起こった順序と逆の順序で文章を書く時に、

順序をはっきりさせるために、

 

時間的に前に起こったことを過去完了形にして表します。

 

この用法を、

過去完了形の「大過去」用法と言います。

 

このとき、

起こった通りの順序で書く場合や、

when節を用いるなどして、順序が明らかな場合には、

大過去用法は用いることができないので、注意してください。

 

大過去用法は、平成29年度センターの文法問題でも出題されています。

平成29年度センターの文法問題の解説はこちら。

 

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3.まとめ

今回は、現在完了形と過去完了形について説明しました。

 

今回の内容で、

完了進行形などは、完了形と比べて意味が大きく変わるわけではないので、長文を読む際にはそこまで意識する必要はありませんが、

 

センターの文法問題でもよく出題されますし、

 

英作文でも細かなニュアンスを完了進行形で表せると、2次試験ではかなりの好印象を与えることができます。

 

余裕がある人は、完了進行形もしっかりとマスターしましょう。

 

また、過去完了形の大過去用法は、文法問題、長文問題、英作文すべての分野で非常に重要ですので、必ずマスターしておいてください。

 

それでは、

次回は、未来を表す完了形の講義を行いますので、よろしくお願いします。

 

今後も継続的に講義ブログを投稿していきますので、

みなさんぜひ読者登録をよろしくお願いします。

 

 

 

 

最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

第3講 動詞〜時制②〜 簡単!現在完了形はこれだけ 基礎を押さえればすべての完了形がわかる!

 

 

 

ブログをお読みの皆さん、こんにちは。

 

目次

 

1.はじめに

 

今回は第2講の続きで、動詞の時制をお伝えします。

 

前回は、現在形、過去形、未来形についてお伝えしましたが、

今回は、少し進んで、完了形について学習します。

 

これが前回の内容です。

 

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また、前回までの内容と合わせてその他の記事も読んでいただきたいので、ぜひ読者登録してみてください。

 

 

2.完了形とは

 

完了形とは、過去のことを表します。
しかし、過去形と違うのは、過去と現在をつなげて考えるのが完了形だということです。

 

例えば、
「彼とは、子供の頃からの知り合いです。」ということを表そうとした場合、

 

単に、
I knew him since we were children.

と書いたとします。

 

しかし、過去形は過去にあったことを単純に表すだけなので、
この場合、子供の頃は彼を知っていたという事実を表すことはできますが、現在も知っているということは表すことができません。

 

そこで、

I have known him since we were children.

 

というように、現在完了形を使って表すと、

子供のころから、今に至るまで彼とは知り合いだ、

ということが表せます。

 

このように、単純な過去ではなく、過去のことが現在につながっている様子を表す場合に、完了形を使います。

 

それでは、完了形の簡単な使い方は以上にして、

完了形の用法について少し細かく紹介していきます。

 

完了形は、受験英語でも非常によく問われるところですので、

過去形との区別もしっかりできるように、理解しましょう。

 

3.現在完了形

 

今回は現在完了形です。

現在完了形は完了形全ての基本なので、しっかりマスターする必要があります

 

現在完了形は、過去と現在を結びつけて話すときに使うものです。

 

完了形の基本形は、

have + 動詞の過去分詞形です。

 

⑴完了用法

まず、

この英文から、

I have already spent all my money.

 

この英文を訳すと次のようになります。

「もうお金を全部使ってしまいました。」

 

このように、動作の完了とその結果、を表す用法を、

「完了」と言います。

 

ちなみに、このように完了の意味を表す用法の場合、

already「すでに」や、just「ちょうど」などの副詞を伴うことが多いです。

 

 

⑵経験用法

次にこの英文を見てみましょう。

I have been to London twice.

 

この英文を訳すと、

「私は2度、ロンドンに行ったことがある。」という意味になります。

 

これは、自分がした経験を表しています。

このような用法を、「経験」といいます。

 

経験用法の場合、

回数を表す副詞を伴うことが多いです。

never「一度もない」、once「一度」、twice「二度」、many times「何度も」などが代表例です。

 

ちなみに、このように「行く」という意味を完了形の経験という用法で用いる場合、

goではなく、beを用いるので注意してください。

 

また、goを使った場合、

例えば、

Mike has already gone to London.

で、「マイクはもうロンドンへ行ってしまった。」(完了)という意味になります。

 

⑶継続用法

そして、3つ目の用法です。

この例文を見てください。

 

I have lived in this town since 1995.

 

これは、「1995年からこの町に住んでいます。」

という意味になります。

 

つまり、1995年からずっとこの町に住んでいるという、

継続した動作を表します。

 

このように、ある状態が過去のある時から現在まで続いていることを表す用法を、

「継続」といいます。

 

この用法では、

どの程度の期間継続したかを表す副詞を伴うことが多いです。

always「ずっと」、for「〜の間」、since「〜からずっと」などが代表例です。

 

 

4.まとめ

 

以上3つが現在完了形のメインの用法です。

これら3つの用法は、

現在完了形のみではなく、過去完了形や未来完了形など、その他全ての完了形でも同様なので、完璧にマスターする必要があります。

 

ただし、わざわざ、「これは完了用法だ。」とか「これは継続用法だ。」とかそんな細かいことを考える必要はなく、

 

英文の中で、

うまく訳すことができればいいです。

 

学校の先生の中には、

「これはなに用法ですか」とかいうことを細かく聞く人もいらっしゃいますが、

 

そのような質問は無駄であり、不毛です。

 

皆さんはとにかく上手に和訳、英訳ができればいいです。

 

そのことを念頭に置いて復習をお願いします。

 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

次回は、完了形の続きを行います。

 

 

 

英語は単語が命!! 単語の学習法 まずは単語が大切!受験生が今すぐすべき単語の勉強法!!

 

 

 

ブログをお読みの皆さん、こんにちは。

前回は、英語の勉強方法について、主に受験生の皆さんにどのような順序で勉強すべきかをお伝えしました。

 

今回は、英単語の学習法について、具体的にお話しします。

 

前回お伝えしたのは、

①ターゲット1900

②DUO

③ドラゴンイングリッシュ

 

この3つの単語帳をマスターすることとお願いしました。

 

では具体的に、どのようにマスターしたらいいのか、今回はそれをお話しします。

 

まず、英単語とは、完全に知識です。

日本語で、「りんご」という単語を知らなければりんごのことを伝えることができないのと同じで、英語でもappleという単語を知らなければ、りんごのことについて伝えることができません。

 

したがって、英単語は英語を読み書きする上で絶対に欠かすことのできないものなのです。

 

 

では、英単語のマスター方法についてお話しします。

 

基本的には、英単語は、長文を読むために覚えるものです。。

ですから、極端な話、①②の単語帳で覚えた英単語を英作文などで使うことは絶対にしてはいけません。

なぜなら、英単語には、細かいニュアンスが違う言葉がいっぱいあるからです。

 

例えば、

同じ「会う」

という言葉でも、

皆さんは、see と meet という単語を知っていると思います。

 

しかし、この2つは全くニュアンスが違います。

このニュアンスを知らないのに英作文で使うことはできません。

 

しかも単語帳には、各単語の細かなニュアンスまでは書いてありません。

ですから、とにかくまだ英作文の勉強をしていない段階で単語帳で覚えた単語を使うことはとても危険だということです。

 

しかし、英作文で使えなということは、裏を返せば、長文と文法のみで使えればいいのです。

つまり、単語帳はまずは、英語から日本語ができれば良いのです。

 

そのことを肝に銘じておいてください。

 

そしたら、あとは簡単です。

 

単語を書いて、そのあとに日本語を書く。

これをはじめは5回繰り返してください。

 

多分500単語ぐらい覚えたあたりから語彙力が上がると同時に、単語の作りなどにも一定のルールを見つけられるようになってきます。

 

そうすると、3回書くだけでも覚えられるようになってきます。

だんだんと覚えるスピードが上がってきます。

 

ここで、1つだけルールがあります。

単語帳は絶対に戻ってはいけません。

 

50単語やったらテストをし、間違えたところはチェック。

しかし、ここでまたその50個を繰り返すのではなく、

次に進んでください。

 

そうしないと、いつまでたっても単語帳は終わりません。

いいですか、、

1つ単語を知らないというだけで文章が読めなくなるということはありません。

 

実は1つの長文問題に3つ〜4つ知らない単語があったとしても長文は読めるのです。

したがって、満遍なく語彙力を増やす方がいいのです。

 

以上のように、確認のテストを繰り返しながら1冊通してください。

その後、間違えたところを注意しながら2周目に入ります。

それの繰り返しで5周回してください。

 

それだけで結構です。

5周終わった時点で皆さんの単語力は受験生(センター)レベルになります。

 

それでは頑張ってください。

まずは単語から、これはマストです!!

 

 

 

では、

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

受験生必読! 英語の勉強法 今すぐやるべき参考書も紹介!!

 

 

 

ブログをお読みの皆さん、こんにちは。

 

毎回解説ばかりの文章でもいけないと思ったので、今回は英語の学習法について書いていきたいと思います。

 

目次

 

1.はじめに

まず、最初に断っておきますが、

英語の学習には近道はありません!!

 

正しい勉強法に則って、地道に努力するしかありません。

なぜならば、

「英語は言葉」だからです。

 

これは某CMで誰かが言っていました。

CMでは「言葉だからやれば誰だってできる」と言っていましたが、裏を返せば、やらないと絶対にできないということです。

 

ブログで、「たった半年で偏差値30上げる方法を伝授します!」

なんて甘い言葉で受験生を誘う人がよくいますが、そんなことは絶対に無理です。

耳を貸さないことです。

 

なぜこんなに厳しいことを最初に言うかというと、大学受験がそんなに甘いものだと思ってほしくないからです。

 

ただし、英語には長所もあります。

それは、英語は一度一定のレベルに達してしまえば、その後下がることはありません。

これは間違いありません。

 

なぜならば、英語は数学などと違い、勘が鈍ることがあまりないからです。

英語は勘に頼ったりひらめきを必要とする科目ではないのです。

 

したがって、英語は試験までにこなした量の多い者が制します。

 

英語は途方もないほどの勉強量を必要とすることが以上で述べたことからわかっていただけたと思います。

 

でも、「もうセンター試験まで1年もない!!どうしよう。。。」なんて思った人もいるんじゃないかと思いますが、どうしたらいいのでしょうか。

 

それを今からお伝えします。

 

2.まずは絶対に単語

受験生の皆さんにまず必ずやって欲しいのは、単語です。

これは必須です。

必ず単語からやってください。

 

単語を知らなければ、絶対に受験では太刀打ちできません。

必ず単語帳を1冊、3周ぐらいやってください。

 

単語を覚えるときには、単語と意味を5回ぐらい書いてください。

 

慣れてくると、単語を覚えるのがどんどん速くなってきます。

だんだんと単語と単語の共通点なども見えるようになってきます。そうすると速くなります。

 

こなして欲しい単語帳は、

①『ターゲット1900』(旺文社)

②『DUO 3.0』(ICP corporation)

③『ドラゴンイングリッシュ 必修英単語』(講談社)

 

このあたりですかね。

なぜかというと、

①ターゲット1900は受験生ならほとんどの人が持っているからです。

受験において他の人が知っている単語を知らないのは致命的になります。

なのでターゲットは必ずマスターしてください。

 

次に、②DUOです。DUOはそこまで有名ではないですが、熟語が非常に多く載っています。

なので、長文を読むにはこの単語帳をマスターしているかしていないかで大きな差がつきます。

 

私はこの単語帳を最初にやりましたが、もともと200番以内にも入れなかったのに、それだけで30位以内という成績を取ることができるようになりました。

 

最後に、③ドラゴンイングリッシュです。

これは、各英単語の細かなニュアンスを説明してくれます。

英作文を書くには必ず必要と言っても過言ではないでしょう。

 

ドラゴンイングリッシュは、細かなニュアンスが書いてあるので、ターゲットなどで、「あれ、これとこれ意味一緒じゃん」ぐらいに感じている状態で読むとより理解度が増します。

 

 

 

3.次は文法

単語をマスターしたら、次は英文法!

ちなみに、英文法だけは、単語と同時にやってもらって構いません。

単語を覚えなくてもできるような簡単な単語しか出てきません。

 

英文法は受験生の皆さんなら、中学の時から学習している基本的なことがわかっているかと思います。

 

なので、受験に向けてやるべきことは、

問題集をこなすということです。

多少わからなくても問題集を進めてください。

 

私が一番オススメしているのは、

『アップグレード』(CHART INSTITUTE)です。

 

アップグレードは、ページのレイアウトが非常に綺麗で、内容もかなり網羅されています。

実は、アップグレードを一冊マスターするだけで、難関国公立から難関私立まで、あらゆる大学に対応できます。

センター試験はいうまでもありません。

 

他には、

ネクステージがありますが、アップグレードにしてください。

ネクステージは内容量が少ないです。

 

ちなみに、アップグレードをマスターした人は、

『頻出英文法・語法問題1000』という桐原書店から出ているものを確認で使ってください。

 

4.長文

単語と英文法をマスターしたら、次はとうとう英文法です。

これは、読んだものが多い人ほど受験では有利になります。

 

まず最初に、長文とはこんなものだというのをわかることが必要です。

なので、最初にやってもらいたいのは、河合出版から出ている、

『やっておきたい英語長文300』『やっておきたい英語長文500』です。

初めてにしては少し難しいかもしれませんが、ゆっくりでいいので読んでください。

 

読むのに慣れれば自然とスピードは上がります。

 

旧帝大をはじめとする難関国公立大では、最低でも700語ほどの長文が2題は出題されます。

東京大学や慶応義塾大などではかなりのスピードが要求されますので、そのことを念頭において長文を読むトレーニングをしてください。

 

上の問題集を終えた人は、

国公立志望の人は、河合出版の『つきつめる英語長文』と言う問題集がオススメです。

 

これは、国公立の英語で問われるような総合的な英語力を聞く問題が多いので、国公立の問題に慣れるにはもってこいです。

 

私立志望の人は、『英語長文問題精講』(旺文社)という黄色い問題集をやってください。

私立志望の人は、とにかく多くの長文を読む必要があります。

 

5.英作文

最後に英作文です。

英作文は、一番難しいです。

長い英訳問題になればなるほど答えがたくさんあるように感じるからです。

 

例えば京都大学では長い英訳問題が毎年出題されています。

また、慶応義塾大学でも自由英作文が出題されます。

 

英作文は英語の中でも最もデリケートなものです。

なので、ニュアンスなどを細かく捉えてそれを正しく表さなければなりません。

 

また、自分で新しい表現を生み出すこともできないので、自分の知っている表現方法でできるだけ簡潔に伝えるということが求められます。

 

中学生でもわかる表現で、的確に。

ということです。

 

英作文は、1冊マスターすれば大丈夫です。

それは、

『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』(角川出版)です。

 

これは非常に優れたもので、この1冊ですべての入試英作文に対応できます。

他の問題集は一切やらなくていいです。

 

6.最後に

以上の4つをマスターしたら、間違いなく偏差値は75を超えます。

もちろん以上をマスターするのに1年かかりますが、、

 

なので、もう受験まで1年無いという人は、ある程度のレベルで区切りをつけて次へ次へと進んでください。

 

それでも十分に65ぐらいはいきます!!

 

なのでみなさん、早速単語帳を買ってください!!

 

 

それでは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。